「ただの磁石」じゃなかった!
今回の記事は水道屋さんの広告から学ぶ
『売れる人の視点』を解説します。
ポストに入っている
水道屋さんのマグネット広告。

年に1回か2回くらい届きますよね。
正直に言うと…
今まではほとんど印象に残っていませんでした。
今までは文字だけの、よくあるデザイン。
冷蔵庫にとりあえず貼って、存在を忘れる。
そしてある日
冷蔵庫を掃除しようと剥がしたら――
塗装がちょっと剥げた💦
「あーーーーーもう貼らない!」
それが私の結論でした。
🍅YouTube:19分 記事30秒
今回の磁石は違う!
この広告磁石が
ハンドメイド作品を魅力的に変えるかもしれません!
今回届いた磁石

※ 掲載の許可を頂いています。
まず目に入ったのが
小泉孝太郎さんの写真。
小泉孝太郎さん…
清潔感があって、
なんとなく“水まわり”のイメージにも合う。
「あ~なんか好感もてる✨」
今までならそのまま捨ててたのに
思わず手に取ってしまったんです🥰
ちなみに小泉孝太郎さんといえば、
サンガリアのCMにも出ていましたよね。
水つながり。
印象設計が上手だなと思いました!
本当にすごいと思ったのは!!

でも、私が「センスいい!」
と思ったのはそこじゃありません💡
裏を見て気づいたこと。
- 磁石が弱い
- 裏面がボコボコ
(エンボス加工のような凹凸)
貼ってみると…
めちゃくちゃ磁石が弱い😲
冷蔵庫にはくっつくけど、強くはない。
裏側がツルツルでもない🫢
「あれ?」
って思ったんです。
不満を持ってる人多かった?
今までの磁石は
裏がツルツルでしっかりタイプ❗
長期間貼りっぱなしにすると、
冷蔵庫の塗装が剥げることもある。
私みたいに「もう貼らない」
ってなった人、絶対いると思うんです。
つまり――
⇩
「意味のない広告」の可能性
そこで…
- 磁力を弱くする
- 裏面をボコボコにして密着を減らす
という改良をしたのでは?と感じました。
これって
お客さんの体験をちゃんと想像している人の仕事です。
作家さんに伝えたいこと
ここからが本題。
多くの作家さんは、
本当に努力しています!
皆さんそれぞれ、
作品のデザインやアイデアを考えてる。
お客さんの需要も考えて作ってる。
でも、メルカリでは
似た作品が多くなってる!
そうなるとどうなるか?
お客さんは…
- 安い方
- より、見た目が華やかな方
- 目立つ方
を選びます。
作家さん同士が消耗戦になってしまう。
でも今回の磁石は違いました。
デザインだけじゃない。
「使い続けてもらうための改良」
をしていた。
商品が “売れた後” まで設計
作家さんは作品を丁寧に作っています。
だけど…
一度、想像してみてください。
- ピアスの金具が外れた
- ラッピング丁寧だけど開けにくい
- 壊れやすい
- 変色・劣化が早い
もし、自分が気づいていないお客さんの不満があると…
こういう小さな不満から…
「次は買わない」可能性がある。
水道屋さんの会社は
「冷蔵庫の塗装が剥げる」
という小さな不満を改善した。
だから私は「久しぶりに貼ってみよう」
と思いました。
ハンドメイドの注意文
ハンドメイドなので完璧を求める方はご遠慮ください
⇧これを記載してる人多いですよね。
ここから少し、踏み込んだ話をします。
ハンドメイド作品の説明文で
よく見かける言葉。
ハンドメイドなので完璧を求める方はご遠慮ください。
ハンドメイドなので壊れやすいため、丁寧に扱ってください。
小さな傷やズレがある場合があります。
⇧これ、クレーム対策ですよね。
実際に…
「ここがちょっと曲がっている」
「思っていたのと違う」
「だから返金してほしい」
そうやって、
無料でもらおうとする人がいる、という話もよく聞きます。
だから、先に防御する。
それはきっと、
自分を守るための言葉。
それも分かるんです。
でも、その一文で “損” していない?
ただ、私は思うんです。
その注意書きがあることで、
「ちょっとクオリティ低いのかな?」
と、無意識に思われてしまう可能性はないだろうか、と。
もちろん、作家さんはみんな
本当に丁寧に作っています。
でも「完璧じゃないです」
と先に言ってしまうと…
作品の価値を自分で下げてしまうこともあるかもしれない。
悪い人は、そんなに多い?
悪い人は、確かに一部いると思います。
でも、全体の何割でしょう?
販売していれば、
だいたいの確率って見えてきますよね。
1%?
3%?
5%?
もしそれが分かっているなら…
それを “損失コスト” として
価格に少しだけ含めるという考え方もある。
悪い人向けに
全員に向けた防御文章を書くより
悪い人に対しては、勉強代と考えて
その人はブロック・通報する。
そのほうが、誠実なお客さんに対して
前向きな印象を残せるかもしれない。
クレームは「ヒント」でもある
無料でもらおうとする人は、確かに悪い。
でも「ここが気になる」と言われた部分は
もしかしたら
他の人も心の中で感じている可能性がある。
言わないだけで。
それって
めちゃくちゃ大きな改善ヒントかもしれない。
私もそうです。
私は記事を書いていて
「これいい記事書けたな」と思っても、全然響かないことがある。
でも作家さんから
「ここは間違ってますよ」と教えてもらうこともあります。
言われたとき、ちょっとへこみますが…
自分では気づかないことがあるので、記事やサイトの改善につながるので感謝しています。
人には「自分は間違っていない」
という心理が自然と働くんです。
だから間違いや失敗には、自分では気づけません。
防御よりも、設計
磁石の話と同じなんです。
水道屋さんにはクレームが届いていたかもしれません。
「冷蔵庫に磁石を貼ったら塗装が剥げた」
本業の水道事業のことじゃないなら、
磁石を改善する必要はありませんよね?
でも、磁石を改善することで
お客さんには静かに誠実さが伝わったと思っています。
この誠実さが、本業の水道事業も
学びと改善を繰り返して、
素晴らしい仕事をしてくれる会社だという印象を与えます。
ハンドメイドも同じだと思うんです。
✖ ハンドメイドなので完璧ではありません
⭕繊細な素材を使用しているため、やさしくお取り扱いいただけると嬉しいです。
✖ 細かい点が気になる方はご遠慮ください
⭕気になる点がありましたら、お気軽にご相談ください
言い方ひとつで…
防御にもなるし、信頼にもなる。
悪い人基準で、世界を作らない
もし悪い人が一定数いるなら…
その人のために
世界観を暗くするのではなく
誠実な人のために
世界観を明るく作る。
そして悪い人は、ブロック。通報。
敵じゃないかもしれない
もしかしたら、
「無料でもらおう」と思って言ってきたその一言が…
あなたの作品を
ワンランク上げるヒントかもしれない
- 金具が弱かった
- 梱包が開けにくかった
- 色味が写真と違った
そこを改善できたら
次のお客さんはもっと満足する。
防御の文章で止めるか
改善の設計で伸ばすか。
どちらを選ぶかで
未来は変わるかもしれません。
まとめ
水道屋さんの磁石から学んだことは
- 有名人で印象を変える
- クレームを文章で防ぐのではなく
考え方の設計で減らす
- 悪い人基準で世界感を作らない
- 指摘は改善のヒントになる
似た作品が並ぶ中で、あなたが輝くには
値段でも、派手さでもなく
小さな改善を積み重ねる人。
あなたの作品は
“防御型” ですか?
それとも“進化型”ですか?
ここが分かれ道かもしれません。
私自身は作家ではないので、
作家さんの気持ちや状況をしっかりと把握できてない部分もあると思います。
もし、違う想いがある場合は
教えていただけると私も嬉しいです。
私は作家さんともに、ハンドメイドで喜ぶ人を増やしたいと思っています。
不明点や記事の内容の誤りなどありましたが、気軽にご連絡くださいね。
それから…
作家さんの中には、どうしても迷惑なお客さんとは関わりたくない人もいると思います。
自分のペースで楽しみながら続けたい。
そう考える人の多いと思います。
今回、私がした提案は
アイデアのきっかけになればと思いお伝えしましたが…
無理に変える必要はないと思っています。
作家さん自身がが楽しめるやり方で、
続けていけたらいいなと思っています。
