先日、メルカリのハンドメイド作家さんから、こんな相談がありました。

1日に10件出品したあと…
次の出品ができませんでした💦
出品数に上限があるのでしょうか?
え、10件で?と思いますよね。
大量出品というほどでもないのに…急に出品ができない💦
これ、他人事じゃないんです💦
実は…メルカリには
“出品制限”という仕組みがあって
知らないうちに、引っかかってしまうこともあるんです😰
ちなみに、メルカリではハンドメイドの販売は禁止ではありません。
ハンドメイドの販売ができないと思っている方も、2025年のメルカリの規約変更で、販売ができないと思っている方もいるので、誤解のないようにお伝えしておきますね。【規約変更の詳細】
そして今回の内容は、ハンドメイド作家さんに大事なことなので!
メルカリの出品制限について、
公式情報をもとに分かりやすく整理していきますね。
記事:1分 YouTube:21分
出品数の制限について
出品制限をザックリ説明⇩

⇩
メルカリの公式ページには、以下のことが書かれています。
- アカウントの利用状況に応じた
出品数の制限を設けている
- 出品数の上限は、
利用状況により変動する
- 上限を超えた場合、
新規出品を制限することがある
- 出品した商品の売却率を参照する
- 主に直近1ヶ月程度のデータを見る
メルカリ:ヘルプセンター「出品数の制限」
特に重要なのはここです。
出品した商品の売却率
(売れた商品 ÷ 出品した商品)
そしてさらに重要な記載があります。
- 「出品した商品」には削除・公開停止した商品も含む
- 「売れた商品」にはキャンセル商品は含まない
これは非常に重要です。
削除しても意味がないんです。
利用制限との違い(公式)

アカウントの利用制限
メルカリの公式情報⇩内容
- 利用制限は段階がある
- 無期限停止もある
- ※1外部サーバー経由アクセスやVPNも制限対象になる
- 警告表示が出る場合がある
メルカリ:ヘルプセンター「アカウントの利用制限」
⇩
作家さんにはほぼ関係ない
・スマホでアプリから出品
・自宅のWi-Fiかスマホ回線
・特別なツールは使っていない
この場合、基本的に問題になることはほぼありません。
じゃあどういう人が該当しやすい?
メルカリが警戒しているのは…
・海外からのアクセス
・自動出品ツール
・複数アカウント運用
・不正ログイン
などです。
つまり「物販(仕入れて販売)をしている人」や「特殊な環境で使っている人」が主な対象。
出品・利用制限と無期限停止の違い
| 種類 | 内容 |
|---|---|
| 出品制限 | 新規出品のみ不可 |
| 利用制限 | 出品・購入など 全面制限 |
| 無期限停止 | アカウント停止 |
ハンドメイド作家に多いのは「出品制限」です。
ただし…
著作権や権利侵害をしている場合は
一度の注意なく一発でアカウントが無期限で停止となります。
ハンドメイドで販売NGなものは
⇩この記事で詳しく解説しています。
なぜ出品制限されるのか?
公式は理由をこう説明しています。
- 検索結果の占拠防止
- 公平な販売機会の確保
- サービス運営の妨げ防止
つまり目的は「公平性」です。
出品制限は“罰”というより…
販売バランスを調整する「仕組み」
【売却率】=メルカリの審査
売却率 = 売れた数 ÷ 出品した数
ここで重要なのは…
・削除もカウント
・公開停止もカウント
・キャンセルは売却に入らない
という点です。
つまり💡
削除 → 再出品
↑ ↓
再出品 ← 削除
この動きを繰り返すと、分母だけが増えます。
売却率 = 売れた数 ÷ 出品した数 (分母)
⇧ 出品した数が増えるということ。
メルカリは商品に番号を振っています。
※正確に言うと数字ではありませんが、分かりやすく番号とします
その番号は、すぐには消えません。
メルカリに出品している商品を、出品停止・削除してもメルカリのシステムの中に、その商品番号は残っているんです。
だから、出品⇒削除⇒出品を繰り返すことは
メルカリのシステムの大きな負担になるんです。
あなたは10個の商品を出品していたとしても
この10商品以外にも削除した商品があれば、その数もメルカリのシステムの中に保存されているんです。
知恵袋事例から読み取れる傾向

Yahoo知恵袋では
- 制限期間が1週間〜1ヶ月超まで幅がある
- 直近1ヶ月が見られているという情報
- 売れないまま削除すると売却率が下がる
といった体験談が多く見られます。
公式も「主に直近1ヶ月」と記載しているため
この傾向は合理的です。
作家さんの制限回避&実例
作家さんの事例
作家Aさん
メルカリ個人で10,000件ほどの評価がある作家さんの場合、1日40件までの出品が可能であることが確認できているようです。
作家Bさん
メルカリ個人で1,000件ほど評価がある作家さんの場合、1日10件出品したら、制限がかかったそうです。
今まで販売したものが多く売れ残っていることはないのですが…
メルカリの規約改定からしばらく利用を控えていた影響もあるかもしれません。※規約改定2025年10月
メルカリは1か月程度のデータを見るとの記載があるため。
noteの事例:Cさん物販
note…個人が自由に記事を書けるサービス
評価数1,000件:「モルガナさん」の事例
① 一気に大量削除(40件)
一気に削除するのは危険
- 衣替えでまとめて40件削除
- その後出品しようとすると2週間制限
② 制限解除後に大量出品(60件)
短時間での大量出品はNG
(3〜5分間隔をあけるべき)
- 解除直後に一気出品
- 翌日また2週間制限
③ 出品ツール使用
出品ツール利用はリスクあり
- ツール経由出品で定期的に制限
- システム検知の可能性
④ 「実体がない」と判断されたケース
(4日制限)
加工しすぎた写真は危険
- バッグ出品が無在庫と疑われ削除
- 実物証明後に4日で解除
削除についての検証結果(体感)
- 削除はアカウント評価を下げる
- 同じ画像・同じタイトルでの大量再出品は特に危険
作家が特に注意すべき点
ハンドメイド特有の落とし穴があります。
シリーズ・色違い作品のまとめ出品
短時間の複数出品は
制限がかかる可能性があります。
シリーズの場合は、タイトルや説明分が同じようになりますよね?
メルカリのシステムから
同じ商品の大量出品と間違われる可能性もあり。
作家さんの中には出品ページ
世界観を大事にしている方も多いですよね?
だから、「この作品は一度に紹介したい」などもあると思いますが…
一気に出品すると制限につながる可能性があるのでご注意くださいね。
作った作品の一括出品
ハンドメイド作家さんは
一人で活動している人がほとんどだと思います。
なるべく効率よく出品したい人も多いですよね。
作った作品をまとめて出品することは、制限がかかる可能性があります。
売れ残り作品の増加
作家さんの中には出品のタイミングが悪かったりして、作品が思うように売れなかったケースもあるでしょう。
売れ残りが多い場合は、出品数の制限が早めにかけられる可能性があります。
そのため、売れていない作品は
⇩ ✖
削除 ⇒ 再出品ではなく
⇩ ⭕
写真・タイトル・説明分・価格の変更
作品自体を入れ替えて、商品ページを修正
なるべく売れるよう対策をしないと
出品数の制限が早めにかかる可能性があります。
再出品文化
売れない → 消す → 出し直す
⇧ ✖
これは売却率を下げてしまいます。
以前はこの方法で、新しく出品することで、目にとまりやすかったですが…
この方法は使えません。
値下げは辛いですが…
一定期間売れない場合は値下げをする。
もしくは、別の商品に切替て販売をする。
出品制限されない方法

メルカリの公式発表で「制限への対処」などの記載はありませんが、現時点での対処法があります。
ただし、これもメルカリのシステム更新などで変わる可能性があることは知っておいてください。
重要なのは、人に迷惑をかけないか、
みんなのためになるか、自分だけの利益追求になっていないか。
これを頭に入れて行動すれば、
今後のメルカリの規約改定システム改善で困ることは少ないと思います。
出品は分散する
- 短時間連続出品を避ける。
- 3~5分程度開けて出品
- 削除より出品商品の改善
- 画像・価格・説明文の見直し。
売却率を一番に考え方を変える
数より比率
10個出品して1つ売れるより、3個出して2つ売れる方が安全。
制限がかかった時の対処法
- 事務局メッセージ確認
- 削除を止める
- 既存商品の改善
- 売却率向上に集中
メルカリ事務局に、お願いや謝罪のメッセージは、基本的に解除短縮には直結しません。
メルカリShopsの出品制限
メルカリ個人アカウントとの違い
通常のメルカリのアカウントでは
- 出品数に上限がある
- 売却率(売れた数 ÷ 出品数)
が低いと制限がかかることがある
- アカウント評価によって
出品可能数に差が出ることがある
という「出品制限」があります。
⇩
Shops 開設時の上限
メルカリShopsでは
- 個人事業主の場合
開設直後は商品登録上限200件
- 「一定期間」経過後は上限が緩和される
と規約に記載されています。
※一定期間の具体的な日数は明示されていません。
Shops開設からしばらく経過しての出品数
- 1000件単位でCSVダウンロード可能
PCで効率よく出品できる
- 下書き数の上限が実質ない
- 実際に1000件以上出品している運用者もいる
これらの点から
通常のメルカリアカウントのような
売却率ベースの出品制限はないと考えられます。
⇧
Shopsに出品制限がない理由
Shopsの出品制限がないというよりも…
制限がゆるい理由 ⇩
- Shopsは「事業者向けの設計」
- 営利目的での販売を前提としている
- 出品数増加=売上増加は合理的
Shopsは複数人で出品ができる
通常メルカリでは難しかった
- 分業(撮影・説明分の作成など)
- スタッフによる出品作業
が、Shopsでは可能とされています。
これにより
- 作業効率向上
- ビジネス拡大
- 出品数増加
メルカリは個人売買だけの場所ではなく
利益を追求した使い方、企業なども参入ができるサービスになっている。
Shopsの売上につながるメリット
出品数増加による効果として
- 検索で表示されやすい
- たくさん出品できるため
お店の存在をしてもらえる
- 売上増加の好循環
上記のメリットがあります。
検索で表示されやすい具体例として
Shopsはタイトル・商品説明の文字数が多いため、検索されやすいワードを入れやすいというメリットがあります。
出品数が多いことは…
お店の商品を見つけてもらえることになるので、1つの商品から他の商品まで購入のチャンスが増えます。
Shopsを開設するには「個人事業主」になる必要があります。
Shopsと個人アカの比較
- 通常メルカリには出品制限がある
人によって制限数は異なる。
- メルカリShopsは開設直後のみ200件上限
- Shops開設から一定期間後は実質制限なし
- Shopsは複数人運用可能
- Shopsは事業者向け設計のため大量出品OK
- Shopsは出品数を増やしても
制限を気にする必要は少ない
まとめ
メルカリ個人アカウントには
出品制限があります。
1日に出品できる数の上限は人によって異なり、これまでの売却率や利用状況によって変わります。
効率よく、作った作品を一気に出品したくなる気持ちは本当によく分かります。
でも、
・最近あまり売れていない
・しばらく活動が少なかった
・売却率が低い状態が続いている
こういった状況で、
急にまとめて出品すると、思っているより早く制限がかかる可能性があります。
そして、これからハンドメイドを趣味の範囲を超えて、売上をしっかり伸ばしていきたいと考えている方は…
個人アカウントよりも
メルカリShopsの方がビジネスとしてはメリットが大きい。
ただし、Shops開設は「個人事業主」であることが必須。
「個人事業主ってハードル高そう…」
と感じるかもしれませんが、実はそこまで難しいものではありません。
売上がまだ小さい時に始める方が
開業届を出した後の確定申告や青色申告の流れもゆっくり覚えられます。
やり方が分からなければ、聞いていただければお伝えできます。
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また、
「Shopsに移行したら評価がゼロ?」
「今までのリピーターさんが離れが心配」
こういった不安もありますよね。
ですが、個人ページとShopsを連携させる方法があります。
出品制限を知らずに活動するのと
仕組みを理解して戦略的に動くのとでは
結果は大きく変わります。
焦らず、仕組みを知り
自分に合ったステージを選びながら進んでいきましょう。
分からないことがあれば、遠慮なく聞いてくださいね。
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