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ハンドメイドの転売は禁止?通報できる?【メルカリ作家さんの対策】

  

ハンドメイド市場が広がる中で、多くの作家を悩ませているのが「転売」の問題です。

このような行為に
悩んでいる作家さんも多いと思います。

 

でも正直、この問題って
感情だけで考えるとすごくしんどくなるテーマでもあります。

 

法律売れ方の仕組み行動経済学
販売サイトの規約などから整理すると「転売とどう付き合うか」という考え方が見えてきます。

 

この記事では、ハンドメイド作家さんが知っておくべき「転売の現実」と、「ブランドを守るための対策」を解説します。

 

 🍅 YouTube:20分 記事1分

ハンドメイド作品が…
転売される理由

ハンドメイド作品は、転売の対象になりやすい特徴があります。

 

理由はシンプル!

という条件が揃っているからです。

 

つまり需要(欲しい人)に対して
供給(販売数)が少ないため、価格が上がりやすいんです。

  

実際に作家さんの中には…

といった経験をしている人もいます。

 

中には、作品を購入し商品が届いた後に「返品したい」と言われて対応したにもかかわらず、その後フリマサイトで転売されていたというケースもあります。

 

返品対応では「商品をどうするか?」などのメッセージのやり取り送料など作家さん側にも手間がかかります。

 

そのため場合によっては、「返送は不要なのでキャンセル対応します」といった形で、購入者側で処分してもらうケースもあると思います。

 

ただ…、返品対応をしてもらった後に、その商品を販売してしまうのは問題です💦

 

「最初から転売目的で返品を申し出たのでは?」と感じてしまいますが、実際のところは本人にしか分かりません…。

 

転売は法律で禁止できるのか?

多くの作家さんが疑問に思うのが、転売は禁止できないの?という点ですよね❓

 

結論から言うと、
転売を禁止することは基本的にできません。

 

理由は、日本の民法
「商品を購入した時点で所有権は購入者に移る」からです。

 

つまり購入者は「使う・捨てる・売る」を自由に決められます。

 

そのため「転売禁止」と書いても、法的に完全に止めることは難しいのが現実です。

 

法的対応できるケース

ただし!
すべてが許されるわけではありません。

 

以下の場合は対応できる可能性があります。

写真や説明文の無断転載

作家さんが撮影した写真説明文
著作権の対象です。

 

そのため

などは、販売サイトの窓口に通報できます。

 

ブランドのなりすまし

転売者が「自分が作った」などと嘘をついて販売している場合は、不正競争防止法商標法に関わる可能性があります。

 

各販売サイトの転売事情

転売対策のしやすさは、販売場所によっても変わります。

 

メルカリ

メルカリでは基本的に
転売は禁止されていません。

ただし、社会的に問題になるような行為については、状況に応じて規制されることもあります。

 

例えば過去には…
・新型コロナ流行時のマスクの高額転売
・限定商品の買い占めによる大量転売

などが社会問題になり、メルカリを含むフリマサービスでも規制や削除対応が行われました。

 

またメルカリのガイドでは、次のような行為は明確に禁止されています。

参考:メルカリ公式ガイド

 

そのため、転売そのものよりも、
社会的に問題になる販売方法やモラルに反する行為が規制対象になると考えられます。

 

一方で、ハンドメイド作品や作家さんとお客さんの個別トラブルのようなケースは…

メルカリが一つ一つ判断するのが難しいため、事務局が対応してくれるとは限りません。

 

だからこそ、
作家さん側で販売条件対応方針を明確にしておくことが大切です。

  ⇧

後で解説します!

 

minne・Creema

minneやCreemaは、ハンドメイド作品の販売を前提とした販売サイトです。

 

そのため、フリマアプリとは違い
既製品の転売や、作家さんへの許可がない販売には比較的厳しいルールがあります。

 

minneでは、作品ごとに「購入数制限」を設定できる機能があり、一部の購入者による大量購入を防ぐことができます。詳細

 

またCreemaの利用規約では、「作家の許可を得ない作品の転売は禁止行為」と書かれています。詳細

 

ハンドメイド専門サイトでは、
フリマアプリよりも作家さん側のブランドや作品を守る仕組みが用意されいるようですが…

他のサイトで販売される可能性もあるので、転売への対処はなかなか簡単ではないですね。

 

BASE

自分のネットショップなので

などを自由に設定できます。

転売対策としてはコントロールしやすいです。

 

Amazonで転売されるケース

最近は、フリマアプリだけでなく
Amazonでハンドメイド作品が転売されているケースが多く見られます。

 

作家さんの作品写真や説明文がそのまま使われ、Amazonで少し高い価格で販売されているのをよく見かけます。

出品者名を見ると作家さん本人ではなく、別の販売者になっています。

 

こうした出品の中には、実際には在庫を持っていない「無在庫出品」と呼ばれるものもあります。

注文が入ってから別の場所で商品を購入し、そのまま購入者へ送る仕組みになっている場合もあるようです。

 

実際に多くのハンドメイド作家さん
「自分の作品がAmazonで販売されているのを見つけた」という声もあり、現在では当たり前のように横行しています。

 

ただ、こうした出品は作家さん自身がコントロールできるものではなく、削除対応をしても別の出品が現れるなど、いたちごっこのようになってしまうこともあります。

 

Amazon出品者情報の調べ方

Amazon商品ページ

 

下にスクロールする

 

お店の名前をタップ

 

出品者情報ページを下にスクロール

 

特定商法取引法に基づく表記

 

 

Amazon転売への対処

転売されていると気づいた場合は、Amazonで通報ができます。

Amazon通報ページ

② 報告する商品を入力

 ⇩ 次のどれかを入れる

※最大50件までまとめて通報できる

https://www.amazon.co.jp/xxxx

 

③ 何の侵害か選ぶ

著作権侵害

  ⇩

  理由
作家の写真を無断使用作品名や説明をコピー

  

④ どの部分が侵害か選ぶ

選択肢は主に

ほとんどの場合「画像+商品説明

 

⑤ 証拠を書く

ここが一番重要です。

 ⇧上記の文をそのまま使用OKです。

 

作家さんのページURLを入れる

証拠として

などの転載されるページURL」を記載してください。

 

⑦ 送信

Amazonが審査
  ⇩
問題ありなら
  ⇩

商品ページ削除

 

 

 

作品を販売
「偽サイト」に注意!

もう一つ注意が必要なのが…
ハンドメイド品の「偽サイト(詐欺サイト)」

 

実在する企業やショップのロゴを使い、まるで本物のショップのように見せかけたサイトで、作家さんの作品写真が使われて販売されているケースがあります。

 

こうしたサイトでは、実際よかなり安い価格で販売されていることも多く、気づかずに購入してしまう人もいるようです。

 

しかし、このようなサイトの場合、商品が届かないだけでなく、入力した個人情報やクレジットカード情報が悪用されるなど、二次被害につながる可能性もあります。

 

作家さん自身がGoogleなどに通報して削除対応を行っているケースもありますが、新しい偽サイトが作られてしまうことも多く、完全に防ぐのは難しいのが現状です。

 

そのため、作家さん側でも

といった形で、お客様が判断しやすい情報を伝えておくことも大切です。

  

ただし、フリマアプリなどでは外部サイトへの誘導とみなされる可能性があるため、プロフィールなどに「ここでも販売しています」と書くのが難しい場合もあります。

   ⇩  

そのため、作品に同封するショップカードに、作家さんのショップ名販売している場所を記載するのが一番かもしれません。

実際に作品を購入したお客様がカードを見ることで、「この作家さんの作品なんだ」と分かりやすくなります。

 

作家さんがやりがちなNG対策

転売対策のつもりで、逆効果になってしまう方法もあります。

強い言葉の「転売禁止」

商品説明に「転売禁止」「法的措置」

などを書くと
純粋に作品が可愛いと思ってみていたお客さんにも、警戒心を与えてしまいます。

 

行動経済学では
信頼が崩れると購入率が下がると言われています。

 

結果として…

可能性があります。

 

ダミー価格

価格を10倍にして「購入前にコメント」
をお願いする方法もあります。

  

この方法を一部の作家さんが使っています。

分からない方も多いと思いますので解説しますね。

 

価格が高いままだと、すぐに購入できないので、お客さんは絶対コメントします。

 

でも、実際の価格のままだと…
メルカリでは「コメントしなければ買っていけない」というルールはないため、そのまま転売目的の人が購入する可能性があります。

 

だから、買いたいお客さんはコメントする
    ⇩
「専用ページ」を作成
    ⇩
そこから買ってもらう。

 

つまり、信頼できるお客さんにしか販売しないということなんです。

 

しかしこれは💦

というデメリットがあります。

 

いつも買ってくれるお客さんなら、ダミー価格と知っているので、『買いたいです』とコメントして「専用ページ」を作ってもらうと思います。

 

でも、新規のお客さんはそのことを知らないので、「この作家さんの作品は高すぎるから買えないな」っとあきらめてしまう可能性があります。

 

ハンドメイド転売は利益がでやすい

転売問題の本質は
価格差(利益)があることです。

 

つまり!

市場価格 > 作家価格

になっていると転売が起きます。

 

感情的に対処するより、売り方のルール仕組みを整える方が効果的です。

転売を防ぐ方法

①価格の見直し

価格が安すぎる場合、転売が成立します。

 

転売が起きるということは…

という証拠なんです💡

 

少し価格を上げるだけで、
転売ヤーは離れることがあります。

 

お客さんにとっては、少し高く感じるかもしれませんが…

転売が成立しているということは、それだけ需要があり、価格設定を見直す余地があるということでもあります。

 

②受注制作にする

転売ヤーが嫌うのは

です。

 

そのため「受注制作」にするだけで転売の魅力は下がります。

 

説明文に
「受注制作のため発送まで〇日いただきます」と書くだけでも効果があります。

 

③購入数制限

例えば「お一人様〇点まで」というルールです。

書き方のポイントは
「多くの方にお届けするため」と理由を添えることです。

 

だし、この方法はすべての作家さんが使える方法ではありません

例えば、ピアスやアクセサリーなど比較的多く制作できる作品の場合は、「お一人様〇点まで」といった購入制限が有効な場合があります。

 

一方で、ぬいぐるみやバッグなど制作に時間がかかる作品の場合、そもそも一度に大量出品することが少ないため、出品した瞬間に売れてしまうケースも多く、購入点数の制限の意味がないこともあります。

 

そのため、この対策が効果的かどうかは、作品の種類や制作スタイルによって変わります。

 

④ブランドタグ

作品に

などを入れると、転売時に「ブランドが分かる」「無断転載しにくい」という効果があります。

 

作品にブランドタグを縫い付けたり、オリジナルのロゴを入れる方法については…

タグやロゴを入れておくことで、その作家さんの作品だと分かりやすくなります。

 

ロゴやタグは、作品のデザインとして見せる場合もあれば、作品の雰囲気を邪魔しないようにさりげなく入れる場合もあります。

どちらにするかは、
作品のデザインやブランドの見せ方によって変わります。

 

ただ、作品の種類によってはタグやロゴを付けるのが難しい場合もあります。

その場合は、作品と一緒にショップカードを入れておくという方法もあります。

 

メルカリで販売する場合は、商品ページに「梱包例」の写真を載せておくのも一つの方法です。

その中にショップカードが写っていれば、「この作品にはショップカードが付いてくるんだ」とお客様にも自然に伝わります。

 

実際に届いた作品にショップカードが入っていることで、「この作家さんの作品なんだな」と分かりやすくなりますし、販売者とカードの作家名が違っている場合には、お客様が違和感に気づくきっかけになることもあります。

 

このように、作品と一緒にブランドの情報をさりげなく伝えておくことも、転売対策の一つになります。

 

転売について
お客様へ伝える方法

転売対策は、伝え方が重要です。

 

強い言葉ではなく、
世界観を守る伝え方がおすすめです。

 

例えば

このように
転売という言葉を使わない
作家さんが販売していることを伝える

だけでも十分な対策になります。

 

転売はブランド価値の
証明でもある

転売を見ると
どうしても嫌な気持ちになるかもしれません。

 

しかし転売する人は
利益が出る商品しか狙いません。

 

つまり

という証拠でもあります。

そのため「転売を感情けで止めようとする」よりも「仕組みでコントロールする」方が、長く活動を続けるためには大切です。

無断掲載の調査サービス

トマトメイド(とまめ部)では、無断掲載の調査のサービスも行っています。

無駄な料金を頂かないために、購入後に簡易検査をしたのち、無断掲載がない場合はキャンセル対応いたします。

 

調査・報告と、サポート内容によっては代理通報も行っていますので、気になる方は「こちらへ

まとめ

ハンドメイドの転売は完全にゼロにすることは難しいかもしれません。

 

しかし

などを整えることで、
転売する人に魅力のない環境を作ることはできます。

 

そして何より大切なのは
ブランドの世界観を守ること💖

 

一部の転売問題に振り回されるのではなく
作品を愛してくれるお客さんとの関係を大切にしながら、「構造で守るブランド」を作っていくことが、かしこい転売対策だと思います。