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消しゴムはんこの販売について
人気の作家さんを中心に調査しました!
「オーダー受付」をしている作家さんも多くいましたが…
- 説明が少ない
- 流れが分かりにくい
- トラブルになりそうなやり方
こういったケースを多く見かけました。
オーダーは、通常販売と違って
「お客さんとのやり取り」が発生する分、少しのズレでトラブルにつながりやすい販売方法です。
この記事では、実際に作家さんの販売ページを見て感じたこと
- 安心してオーダーできる流れ
- トラブルになりやすいポイント
- 改善した方がいい書き方
など、まとめて解説していきます。
オーダー販売の基本パターン

まず、消しゴムはんこのオーダーには大きく分けて2つのやり方があります。
① 購入後にハンコを制作する
打合せ ➡購入 ➡制作
- 内容を相談
・イメージを聞く
・イメージ画像もらう
⇩ - はんこデザイン作成
・修正したい部分がないか確認
⇩ - 価格決定
⇩ - 納得して購入
⇩ - その後に制作
このパターンは一番安全で
トラブルが起きにくい方法です!
お客さん側も「完成イメージ」と「価格」を理解した上で購入できるため、安心感があります。
② ハンコ完成後に購入してもらう
- 内容を相談
・イメージを聞く
・イメージ画像もらう
⇩ - はんこデザイン作成
・修正したい部分がないか確認
⇩ - 価格決定
⇩ - 先に制作
⇩ - 完成品を見せる
⇩ - 購入してもらう
一見、お客さんに優しいように見えますが、実はリスクが高い方法です。
なぜなら、 作っても買われない可能性があるという問題があるからです💦
特に…
- 名前入り
- 屋号入り
- 特定の人向けデザイン
このような「他の人に売れないハンコ」は
キャンセルされると売れない商品になります。
オーダーページ作成に困っている方におすすめ
⇩
基本 ➡購入後に制作
オーダー販売で一番おすすめなのは
下絵・内容確認 ➡ 購入 ➡ 制作
この流れです。
理由はシンプルで
- 作家のリスクを減らせる
- お客さんも作品・内容を理解して買える
からです。
「優しさ」と「現実的なリスクを抑えた」バランスをとった方法です。
価格の目安は必ず書く

多くの作家さんを見ていて感じたのが
オーダー価格が分かりにくい こと。
作家さんの目線でオーダーを考えると…
- サイズ
- デザイン
- 細かさ
によって変わるため、「最初から値段は書きにくい」ですよね?
ただ、お客さんの立場で考えると
いくらか分からないものは頼みづらい…💦
⇧
これが本音です!
実際には、作家さんが販売している作品を見れば、「これくらいの価格かな?」とある程度想像できるお客さんもいます。
他のお客さんのオーダー例を見て
だいたいの相場をイメージできる方もいます。
その一方で、「予想」ができる人ばかりではありません。
特に、はじめてオーダーするお客さんほど
「いくらになるんだろう…」
「この人に頼んで大丈夫かな…」
と、不安を感じつつも、思い切ってお願いしてみよう!でコメントしていることが多いです。
さらに
イメージ画を描いて ➡ 価格を伝える流れだと…
「思ったより高い」場合でも断りづらい💦
という状況が起きやすくなります。
その結果、本当は価格を聞いた時点で「断りたい」と思っていても…
言い出せずにやり取りが続いてしまい
どこかのタイミングで離れようと考えるお客さんもいます。
例えば💦
- 返信をしないまま離れてしまう
- 制作が進んだ後に、連絡が途絶えてしまう
という風になりやすく
いわゆる“コメント逃げ”につながるケースもあります。
また…
「もしかしたら値引きしてもらえるかも?」と期待したまま進んでしまい…
最終的に「そのままの価格」だと分かった時点で、離れてしまう、ということも考えられます。
時間をかけてイメージ画を描いても…
ひどいケースではハンコを彫った後に、お客さんの連絡が途絶える…これは、かなりもったいないですよね💦
だからこそ!!
💡事前に価格の目安を伝えておくことが大切なんです。
価格をあらかじめ見せておくことで
- お客さんが安心して判断できる
- 無理な期待や不安を減らせる
- 作家さん側のムダな作業やトラブルを防げる
といったメリットがあります🌷
「分かる人は分かる」で終わらせるのではなく、 分からない人にも分かるようにしてあげる。
⇧
この視点が、結果的にスムーズなやり取りや、売れやすさにつながります!
書くべき内容「例文」

オーダーの例文を下記にまとめたので
使ってください。
実際に人気の作家さんのページを確認し
「オーダー内容が分かりやすい」書き方を参考にしています。
もちろん表現の仕方には配慮しつつ、誰でも使える形にまとめています。
⇩
サイズを基準に書く
※ご自分に合わせて修正してください
- 3cm:1,000円前後
- 4〜5cm:1,300〜1,500円前後
- 6〜7cm:1,800円〜
→ サイズで価格を伝えたい作家さん向け
文字はんこの場合
※ご自分に合わせて修正してください
- 文字のみ:1,000円前後
(3cm以内・〜8文字程度)
- 文字のみ:1,300〜1,500円前後
(4cm以内・〜16文字程度)
- 文字のみ:1,800〜2,200円前後
(5〜6cm・2行まで)
- 文字数が多い場合や、行数が増える場合は追加料金あり
→ 「何文字くらい入るのか」まで分かると
お客さんが想像しやすくなります。
イラスト入りはんこの場合
※ご自分に合わせて修正してください
- 小さめワンポイント+文字
(3〜4cm)1,300〜1,600円前後
- 文字+簡単なイラスト入り
(4〜5cm)1,500〜2,000円前後
- イラスト多め or 細かいデザイン
(5cm以上)2,300円〜
→ 「文字だけ」よりも、イラストが入ると価格が上がることが伝わればより親切です。
さらに分かりやすくするなら
- 基本は3cm / 4cm / 5cm / 6cmくらいで受付しています
- サイズ、文字数、デザインの細かさによって前後します
- 複雑なイラストや細かい装飾は、追加料金になる場合があります
例えば…
「文字のみなら3〜4cmくらい」
「文字+ワンポイントなら4〜5cmくらい」
「文章が長い場合は5cm以上になることが多い」
このくらいまで書いてると
お客さんはかなりイメージしやすくなります。
大事なのは
- サイズ
- 入れたい内容
(文字だけか、イラスト入りか)
- 細かさ
この3つで
だいたいの価格が決まると伝わることです。
オーダーページ「埋もれる問題」
メルカリの仕様上、出品を続けていくと
オーダーページがどんどん下に埋もれるという問題があります。
この問題に対して、うまく対応している作家さんもいたので、やり方をご紹介します。
効果的なやり方
- 基本のオーダーページを1つ用意
- 定期的に新しく
オーダーページを出品する
この2つを併用する方法です。
⇧
なぜコレがいいのか?
- いいねが蓄積されるページが残る
- 新規の人にも見つかりやすい
「信用・人気・見つかる」の全てがそろう方法です♡
オーダーの流れは必ず書く

これもかなり重要です。
説明がない、または曖昧な場合は
お客さんにはオーダーの流れ分かりません。
最低限書くべき流れ
- コメントで相談
イメージ画があれば、先にお伝えください。
- おおよその価格をお伝えします
- はんこのデザイン画作成
内容確認
- はんこの価格決定
- 購入
- 制作
- 発送
この流れがあるだけで、安心感が大きく変わります。
「コメント逃げ禁止」NG

消しゴムはんこの作家さに限らず
作家さんのページでよく見かけるのが…
- コメント逃げ禁止
- 最後までやり取りしてください
といった注意書きです。
ただ、書き方によっては
圧が強い印象になるという点には注意が必要です!
でも…
なぜ、このような注意書きが増えてしまうのかを考えると…
作家さんの気持ちを想像すると
すごくつらいだろうな…と思います。
消しゴムはんこのオーダーって、
まずお客さんの要望を受け取って、それをもとに頭の中で仕上がりを考えながら、ハンコにするための図案を描いていきますよね。
そこから、「この内容で大丈夫か」を確認するために、コメントでやり取りをして、修正を重ねていくことも多いですよね。
さらに、
内容に合わせて価格も考えなければいけません。
オーダー内容によっては、
いつもと違う工程になったり、今までにないデザインを彫ることもあるので、通常よりも時間がかかることもありますよね。
そうやって
手間も時間もかけて進めていった後に、いざ購入という段階でコメント逃げされてしまったら💦
- かけた時間は戻ってこない
- 材料費もかかっている
- オーダー品だから
別のお客さんに売ることもできない
「時間返してほしい…」
「お金も返してほしい…」
と思うんじゃないかな、と想像します。
だからこそ、伝え方はすごく大事だと思います。
さらに問題なのが「矛盾」
「書いている内容の矛盾」にご注意ください。
実際に見かけた例をご紹介します。
- ご購入は、気に入っていただけたらで大丈夫です
- コメント逃げ禁止
ある作家さんのページに、この2つの文が書かれていました。
この場合
「気に入らなければ購入しなくてもいい」と受け取れる一方で、「途中でやり取りをやめるのはNG」とも書かれているので…
お客さんからすると
「結局どっち?」と迷ってしまいますよね?
「購入は気に入たらでOK」という一文は
- 誠実でやさしい印象
- 安心して相談できそうな印象
とても良い表現だと思います。
ただ、その一方で
「コメント逃げ禁止」と書かれていると
- やさしそうだけど厳しいの?
- 結局どこまでがOKなの?
と、印象がちぐはぐになってしまいます。
こんな風に、伝えたいことがそれぞれ違っていては、お客さんを余計に不安にさせてしまう可能性があります。
もし「購入は気に入ったらでOK」というスタンスを伝えるのであれば、「 強い言葉の注意書き」は入れない方がいい。
その方が、お客さんには安心感を与えられて
結果的にスムーズなやり取りにつながりやすくなります☆
⇩
おすすめの書き方
「購入は気に入ったらでOK」の場合
おすすめの書き方は…
⇩
「ご購入は
気に入っていただけた場合で大丈夫です。
もし今回、お見送りされる場合は、
一言ご連絡いただけると助かります」⭕
「ご購入は、
気に入っていただけたら大丈夫です」❌
このようにすると
「 強制にならない」「 気遣いが伝わる」のでバランスが良くなります☆
「丸投げ禁止」も❌

「丸投げ禁止」の言葉もよく見かけます。
この書き方だと誤解を招いたり、冷たい印象になってしまいます。
そもそも“丸投げ”が起きる理由は
オーダーの流れが伝わっていないケースが多いと感じています。
例えばお客さんからすると…
「犬のはんこを作ってほしいです」
「デザインはお任せします」
といった伝え方になりがちですが…
- どんなポーズなのか
- 顔だけなのか全身なのか
- 雰囲気(リアル・ゆるい など)
こういった部分は、言われないと分からないですよね。
だからこそ
「丸投げ禁止」と伝えるのではなく
「どんな情報があると作りやすいか」を先に伝えることが大切だと思います。
⇩
言い換えの例
「ご希望のイメージや
参考画像をご用意いただけるとスムーズです」
または
「1からのデザイン制作は対応が難しいため
簡単なイメージイラストをご用意いただけると助かります(上手でなくて大丈夫です)」
こうすることで同じような内容でも、「印象がやわらなく」なります。
転売禁止は強制できない

作家さんのページで「転売禁止」
と書かれているのを見かけることがあります。
ただ、この書き方には少し注意が必要です。
なぜかというと…
商品は購入された時点で
購入者の所有物になるからです。
そのため
- 使わなくなった
- 手放したい
といった理由での再販は
一般的に禁止されていません。
一方で、問題になるのは
悪質な転売です。
- 買い占め
- 高額転売
- 希少品の独占
このようなケースはトラブルになりやすいですが…
通常のフリマ感覚での再販までを
完全に禁止することは難しいのが現実です。
そうはいっても…
作家さんの気持ちを想像すると
- 自分の作品が転売されるのは嫌
- 価値が下がるような
扱いをされるのはつらい
このように感じるのは自然です。
例えば
- 使用後のインクで汚れた状態で
販売されてしまう
- 一部欠けているなど
状態が悪いものが出回る
作家としての印象が下がってしまう可能性もあります。
また、最近では一部で
利益目的の転売(いわゆる転売ヤー)も見られます。
実際に、作品名で検索すると
Amazonや大手通販サイトで販売されているケースもあります。
⇩ 詳しくは
こういった転売は
販売価格が相場より安い場合に起きやすいです。
ただ一方で、作家さんの中には
- できるだけ多くの人に届けたい
- あえて手に取りやすい価格にしている
と考えて価格を決めている方もいますよね。
単純に「価格を上げればいい」ということではありませんが…
転売が起きている背景として
価格を改めて考えることも大切だと思います。
もちろん
すべての転売が悪いわけではなく、不要になったものを手放すというのは、どんな商品でも起こることです。
だからこそ
感情だけで禁止するのではなく、現実を見て考えることも大切だと思います。
1番大切「優しさ」&「一貫性」

ここまで見てきて、一番大事なのはこれです!
⇩
✔ ルール
→ ※1プラットフォームのルールが最優先
(※1メルカリ・minne・creemaなどの販売サイト)
✔ 印象
→ 優しさを感じられる
✔ 一貫性
→ 矛盾していないか
そして、よくあるNGパターンがこちら👇
- 自分ルールが強すぎる
- お客さんの中に
悪い人がいると断定しすぎる
- 内容に矛盾がある
この3つが揃ってしまうと
「なんか怖い人」に見えてしまいます💦
まとめ
消しゴムはんこのオーダー販売で大事なのは
- 流れを先に伝える
(オーダーページに説明を記載)
- 価格の目安を書いておく
・イメージ画を描く前に、おおよその価格を伝える
・はんこを彫る前に価格を伝える
- 作家側(自分)のリスクも考える
- お客さんの買い物を迷わせない
- 言い方を柔らかくする
そして何より 「この作家さんなら安心」と思ってもらえるかどうかです。
オーダーは、作品の魅力だけでなく
「やり取りの安心感」で選ばれることも多い販売方法です。
だからこそ、ほんの少しの書き方で、
結果や売上は大きく変わりってきます。
自分でオーダーページを作るのが難しいと感じる方は、作成のお手伝いもしています。
⇩


