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ハンドメイド作家のための「著作権・規約違反」完全ガイド

  

ハンドメイド販売にも「法律」があります。

メルカリやヤフーフリマなどのフリマサイト、minneやCreemaなどのハンドメイド専門サイトを通して、誰でも簡単に作品を販売できる時代になりました。

 

でも、1つ注意したいことがあります。
ハンドメイド=何でも自由に売っていい

ではないということ。

 

特に💦
著作権商標権には十分注意が必要です。

 

違反してしまうと、メルカリの利用規約にも影響し、アカウント停止法的トラブルに発展する可能性があります。

 

この記事では、ハンドメイド作家さんが知っておくべき「著作権・商標権」「違反例」「通報・停止リスク」などを分かりやすく紹介します。

 

 🍅記事:1分 YouTube:20分

著作権・商標権とは?

著作権とは?

 

商標権とは?

ブランド名・ロゴ・人気キャラクター・アーティスト名などの権利を持つ人だけが独占的に使用できます。

そのため、許可を得ずにハンドメイド販売で使用することはできません。

 

ハンドメイドでの使用NG

 

よくある著作権・規約違反

ハンドメイド作品の中には…

知らず知らずのうちに著作権や商標権、規約違反にあたってしまっているケースがあります。

 

特に多い違反例

メルカリの規約違反で
いきなり利用停止になった人も実際にいます!

 

 

商用利用不可の布を使って販売

例えば、ディズニーやサンリオ、ジブリなどの
キャラクターがプリントされたでマスクやポーチを作って販売するケース。

 

これらの布はほとんどが「個人利用限定」で販売されており、「商用利用不可」と明記されています。

 

許可なしで販売すると、著作権・契約違反になります。

 

同じく、「商用利用不可」のブランド布の利用も禁止です。

 

布を買うときに、「商用利用不可」と布地やタグに記載されています。

 

ネットで購入する際も、商品名や説明に記載されているので、販売するための布は確認して購入してください。

 

商用利用NGの布の詳細

アニメや漫画キャラのイラストを販売

アニメやゲームのキャラクターを使用したハンドメイド作品を無断で販売することは禁止されています。

キーホルダー・ステッカー・イラストなど

 

たとえ手描きでも、原作のキャラを使用していれば著作権侵害に該当します。

「自作イラストだから大丈夫」

 

任天堂の場合➡「著作物のガイドライン」

Q&Aの部分で以下のような記述があります。

Q5.
任天堂のゲーム著作物を利用して創作した動画を、動画の共有サイトへ投稿しました。

私はこの動画を販売することができますか。

 

 

A5.
任天堂のゲーム著作物を利用して創作した動画や音楽、静止画等を、任天堂の許可なく販売しないでください。

 
任天堂公式サイトより引用

⇧つまり!

任天堂のキャラクターの絵をかいて販売してはいけない(動画・音楽も同じ)

 

ファンアートについて

ファンアートとは…
他人のキャラクターを使ったイラストなどの作品のことで、昔から存在する文化。

SNS時代により爆発的に広がっていきました。

🍅著作権法との関係

ファンアートを
「違法じゃないと勘違いする」理由

なぜ世の中の多くの人が、ファンアートを違法じゃないと思っているのか?

 

キャラクターは「作った人達」がいる
使う時には許可が必要です!

     
 

ネットでファンアートをよく見る理由は?

それは…
キャラクター持ち主が見逃してくれてる
 

    

いつか注意される可能性もある!

 

著作物のガイドライン

ガイドラインとは…
どういう使い方ならOKか」をキャラクターの持ち主が決めたルール

たとえば、「SNSへの投稿はOKだけど、お金をもらうのはNG」といったことが書かれています。

 

使用したいなら
   ⇩

「販売元の公式ページ」で確認

常識ガイドラインの考え方

スタジオジブリ
  ⇩
「常識の範囲で自由に使用OK」と公表。

 

あえて細かいことを決めず、
使う人のマナーや良識にまかせる方法をとる組織もあります。

   ⇧
この方法なら
ファンも安心して作品を作ったり、楽しめる!

また、会社側も困ったときに
対応がしやすくなるというメリットがある。

スタジオジブリジブリ公式サイト

🍅ファンアートの考え方

行動OKかどうか理由
自分だけで楽しむOK自分の中だけで完結しているから
インターネットに出す
注意が必要
許可がないとルール違反になることがある
お金をもらって売るNGキャラクターは他人の財産だから
ガイドラインに従って投稿OK許可されている使い方だから

 

一部例外

作品によっては
公式がガイドラインが公開されていています。

ガイドラインに記載される内容の範囲内なら
ファンアートの投稿や販売が認めらる場合もあり。

 

内容は作品ごとに異なります!!
「個人の同人活動のみOK」
「特定の販売方法のみOK」
など、条件が細かく決められていることもあります。

 

また、ガイドラインがあっても
すべての使い方が自由になるわけではなく
ルールの範囲を超えると著作権侵害になる可能性があります。

 

ファンアートを公開・販売する場合は
必ず公式のガイドラインを確認し、内容を理解したうえで行うことが大切です。

 

マンガ「魔法少女の魔女裁判」では
個人での販売OK(販売方法についての決まりあり)との記載があります。
    詳細
魔法少女の魔女裁判「創作ガイドライン」

 

グレーより

「ウマ娘 プリティーダービー」
「東方Project」では、
二次創作に関するガイドラインが公開
ファン活動自体は、一定の範囲で認められる。
   詳細
ウマ娘「創作ガイドライン」
東方Project「創作ガイドライン」

 

ただし、
いずれも同人活動の範囲を超える利用(商業的な展開など)は認められていません。

 

ここでいう「同人活動」とは、
一般的に個人による趣味の範囲での小規模な創作・頒布活動を指します。
頒布活動(はんぷ)…個人が趣味の範囲で制作した作品を、イベントや通販などで有料・無料を問わず配布・販売するファン活動のことです。

 

そのため、少量の頒布であっても
販売方法規模によっては「商業利用」と判断される可能性があります。

 

特に、メルカリなどのフリマアプリでの販売については、ガイドライン上で明確に許可されているわけではなく、判断が分かれるグレーな位置づけとされています。

 

これはあくまで一般的な考え方であり
「少量であれば問題ない」という意味ではありません。

 

作品ごとにガイドライン内容は異なるので
必ず各作品の公式ガイドラインを確認するようにしてください。

 

プリキュアの二次創作

プリキュアシリーズ
(東映アニメーションなどが関わる作品)は
東方Projectやウマ娘のように、二次創作に関するガイドラインは公開されていません。

 

そのため、「どこまでが許可されているのか」
という明確な基準は示されておらず、
公式として二次創作を明確に認めているとは言えない状況。

 

実際に、公式への問合わせでは
個人への画像使用許可は行っていない」といった回答がされており、公式素材(画像・キャラクターなど)の使用は原則認められていません。

 

また、
プリキュアは東映アニメーションだけでなく
複数企業による製作体制となっているため、
一社のみで自由に利用範囲を定めることが難しいという背景もあります。

 

そのため、
SNSでファンアート投稿などをよく見ますが
はっきりと許可されているわけではなく
あくまで自己責任の範囲で行われているグレーな位置づけになります。

 

一般の人がに営利目的で販売はリスクが高いので注意が必要。

 

プリキュアを含む東映アニメーション作品では
「明確に許可されていないものは基本的に控える」という考え方になります。

 

参考:東映アニメーション「よくある質問」

 

二次創作ガイドライン

二次創作ガイドラインを開示している企業

集英社「二次創作ガイドライン
↳個人にキャラクターの許可はしていない

 

高級ブランド風ハンドメイド

高級ブランドの「ルイヴィトン」や「シャネル」の柄やロゴを模倣(マネ)したバッグやアクセサリーなどの販売禁止です。

 

「〇〇風」「〇〇モチーフ」「〇〇系」
タイトル・商品説明に〇〇風と記載

 

ブランド名を直接使っていなくても、デザインが似ているだけで商標権や不正競争防止法に違反する可能性があります。

高級ブランドではなくても、マネは避けた方がいいでしょう。

 

実際に訴えられてたケースもありますので、個人だから大丈夫と安易に考えないようにしてください。

    

白い恋人 vs. 面白い恋人

裁判所は「混同の可能性がある」と認定し、和解により吉本興業はデザインを変更し販売を継続。
画像詳細

 

プーマのシューズ模倣事件(SHI-SA事件)
プーマのロゴをもじった「SHI-SA」を沖縄のメーカーが靴に使用。

プーマが商標権侵害を主張。「模倣」と判断され、販売側は負け
画像詳細

 

「ブラックサンダー」模倣事件
チョコ菓子「ブラックサンダー」に酷似した名称・パッケージで別商品を販売。
パロディは通じず、商標権侵害とされた
画像詳細

 

メーカー・キャラクター
のリメイク品

リメイク品なら大丈夫?
このように考える方もいると思いますが、こちらもNGなケースが多いです。

 

フリマサイトでスターバックスの紙袋を使って、リメイクバックを作ってる方が、たまにいますが販売はNGです。
2025.9.16カスタマーサポートにて確認
→ メルカリ

 

ちなみに、チロルチョコの包み紙を使用した、キーホルダーやアクセサリーの販売もNGです。(販売会社に確認済み)
→ メルカリ

 

他にも、人気キャラクターを切り取って、ポーチに縫い付けるなどの行為、人気ブランド・メーカーのロゴを切り取って作品に使用するなども利益侵害に当たります。

 

ブランド(メーカー)の製品・ロゴ・キャラクターの二次利用は禁止しているところがほとんどです。

アイドル・
アーティスト名入りグッズ

・「アーティスト名」専用キーホルダー
・「アーティスト名」うちわカバー
・「推しの名前」ロゼッタ
・「推しの名前」のリボン

アーティスト名商品名」や「#タグ」に入れて販売するケースもNGです。

 

芸能人やアーティストの名前にはパブリシティ権商標権があり、勝手に商用利用することは違反となります。

 

🍅パブリシティ権
有名人の名前・顔・声・姿などを商品や広告に無断使用するのはNG。

🍅商標権
ブランドやサービスを表すマーク・ロゴ・名前を無断使用はNG。

 

人形服・小物の販売

シルバニアファミリー
リカちゃんメルちゃん
ソランちゃん&レミンちゃん
ブライス
などのキャラクターに関連するハンドメイド作品については、著作権や商標権の関係で注意が必要です。

 

リカちゃんの二次創作ガイドライン

パイロットのおもちゃ「よくある質問」 
 ↳メルちゃんなど

エポック社「シルバニアファミリーについて」

LOVOT「LOVOTの服を販売」

・※イーマリーちゃんも以前お問合せしたところ、商用利用はご遠慮願いますとの回答でした。

 

人形服を販売する場合は
「〇cmサイズの人形服」と記載するのが正しい販売方法です。

 

  ⇩ ⇩ ⇩

ハンドメイド作品
権利侵害対策画像加工サービス

ハンドメイド画像加工サービス

 

  

人形服のハンドメイド ➡人形変更

アイドルグッズ ➡アイドル写真変更

 

にこちゃんマークも気を付けて!

「にこちゃんマーク」を作品に使ってる方も多いですが…

有名なスマイルマークに似たデザインの場合、思わぬトラブルにつながる可能性があります。

 

特に!

アレンジが少なく既存デザインに近い場合は
著作権や商標権の侵害と判断されることもあるため、注意したほうがいいと思います。

 

ホームページの内容まとめ

公式サイトより
スマイリーブランド保護

    

スマイリーカンパニーとは

    

 簡単に言うと

違反のリスク!

実際にアカウント停止になる

昨年2025年に、私がInstagramでフォローしている作家さん2人の方が、メルカリの利用停止になりました。

 

1人は、ファンアートとして人気漫画やキャラクターをモチーフにした絵を販売していた方。

もう1人は、人気アーティストの“推し活グッズ”として、ロゼッタを販売していた方です。

 

2人とも、いきなりメルカリで利用停止になっています。

メルカリはフリマサイト、ハンドメイドサイト含めても利用者がダントツで多いので、利用停止になると大きな痛手!

  

何がまずかったのか?

アーティスト名を利用した推し活グッズ
→ アイドルやアーティストの名前・ロゴなどには商標権やパブリシティ権があります。

 

推し活のためのロゼッタでも、商品名説明#タグアーティスト名を使って販売すると、規約違反と判断される可能性があります。

 

ファンアートの販売
→ 漫画やアニメのキャラクターは著作権で守られています。

 

たとえ自分で描いたイラストであっても、権利者の許可なく販売すると著作権侵害にあたり、規約違反となります。

「私は好きなアニメのファンとして絵をかいています」などは通用しないんです。

 

リスク回避の基本

素材を使う前に、商用利用の可否を確認しよう!

「商用利用OK」の記載があるか確認
(販売元や公式サイト)

 

商品名・商品説明・#タグ に

キャラクターやアーティスト名を使わない

 

商品の説明文に「人気漫画の名前」「有名アーティスト名」などが入っているだけで検出される可能性あり!

 

二次創作・ファンアートのガイドラインを調べる

任天堂スクウェア・エニックスKADOKAWAなどは公式ガイドラインあり

基本は「非営利ならOK/商用は禁止」が多い。

メルカリの規約

知的財産権を侵害するもの(禁止の出品物)
ハンドメイド販売の始め方


まとめ

ハンドメイド販売は「自由に何でも売っていい」わけではありません。

 

著作権や商標権を守らないと、アカウント停止や法的トラブルにつながる危険があります。

責任あるクリエイターとして、ルールを理解し、安全にハンドメイド販売を楽しみましょう。

 

私自身も…
トマトメイド(ハンドメイド紹介サイト)にて、販売元や制作された方の権利侵害の可能性のある作品を紹介していたため、現在は削除いたしました。

 

 

作り手や会社に許可を取らずに紹介した場合、実際に「権利侵害です!」と連絡が来ること少ないかもしれませんが、権利元は複雑な気持ちだと思います。

 

 

キャラクターのイメージを守るために、あえて主張を控えている可能性があります。

 

私自身も、認識が甘かったことを反省し、今後は著作権や権利関係に十分配慮しながら作品を紹介していきたいと考えています。

 

 
ただ、自分では気づけていない部分もあるかもしれませんので、「この作品は著作権的に問題があるのでは?」と思われる事例がありましたら、お問い合わせやSNSなどからご連絡いただけますと大変助かります。

 

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